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<title>クリトレシート</title>
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<language>ja</language>
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<title>カミーユ</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.yomitainda.com/">http://www.yomitainda.com/</a></p>

<p>ここで毎月一日になんぞ書いてるってことも、忘れちゃったの！？<br />
どうして、どうしてよ！　あんなに言ってくれたじゃない！　書評どころかレビューにすらなってないって、言ってくれたじゃない！　<br />
ごめんなさい、取り乱しちゃったわ。そう、大丈夫よね。今はちょっと記憶を失ってるだけ……きっと明日になれば、小鳥の囀りが昇る朝日を告げる頃には、あなたはいつもの貴方に戻って……。</p>

<p>ううん、いいの。でもひとつだけ、これだけは忘れないで。「リンクをぺろぺろするだけで、リンク先のサイトがどういう内容かわかる。エロサイトの時は甘い」ってのは別に記憶喪失関係ないわ。あなたが新たに獲得した性癖よ……。</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2010/03/post_406.php</link>
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<pubDate>Mon, 01 Mar 2010 12:38:13 +0900</pubDate>
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<title>春バーサス</title>
<description><![CDATA[<p>春が大嫌い。</p>

<p>いつ頃からだろうか、こうやって胸を張って「春が嫌いだ！」と言えるようになったのは。<br />
昔はそれこそ春にガン遠慮して、いやまあ夏さんや秋さんが本命ですけど、春さんもいいと思いますよ！　俺、そういうセンス嫌いじゃないですし……なんていうか、春さんの飼ってるペットも可愛いと思いますもん！</p>

<p>とか言ってたけどもう無理我慢の限界。春嫌い。ホント嫌いだわ。なんか世間では「芽吹きの季節」とか言ってるけどアレだよ、春なんかどうせ秋さんや冬さんがせっかくキレイに片付けたレゴをガッシャーン！　ってやってるだけなんだよ。ガッシャーン！　がらがらがらー！　あった、このパーツ欲しかったんだー！　つって桜だけ取って咲かしてるだけなんだよ。</p>

<p>それを後から夏さんとかがどんだけ苦労して他のパーツも使ってガソリンスタンドとか作ってるかわかんないだろ、そういうところあるよ春はホント。</p>

<p>たぶん中学生頃から春が嫌い、って認識はあったんだけど周りから「春いいよね、過ごしやすいし」とか言われて「う、うん……僕も、そう思うよ」なんて同調しないとパピコとかもらえなかったしな。最初に外す蓋みたいな部分にちょっとだけ残ったアイスしかもらえなかったしな。</p>

<p>だからもうさ、春がろくなもんじゃないって印象を広めるために野犬とか放ちたい。春に。春になった途端に野犬放って「春＝野犬＝こわい」みたいな印象操作して、この世から春を無くそうと思うよそうしようよほんとに。花見してるところに野犬が襲いかかってきて「うわー！　逃げろー！」「きゃあー！」「マズい！　我が課の紅一点、舛岡くんが犬に襲われてる！」「ここは僕に任せて、君は逃げて！」「え、でも……」「いいから！　惚れた女を守れなくて、何が営業だ！」「（キュン……！）」あー！　だからホラ出会うなってー！</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2010/02/post_405.php</link>
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<pubDate>Mon, 15 Feb 2010 08:51:12 +0900</pubDate>
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<title>米より先にガムが渡来</title>
<description><![CDATA[<p>朝すげーもうコートとか。</p>

<p>朝すげーもうコートとか着ないととてもじゃないけど細胞単位で氷結し、ハッと目が覚めたら街の様子が全然変わっててあれ、こんなところにビルなんてあったっけ？　あれ、あの車宙を浮いて走ってるぞ？　どういうことだ、どういうことだ！　ちょっと失礼！　新聞を見せてください……2044年……？　バカな、僕は2009年に道端で氷付けになっていたはず……それがどうして……一体なぜなんだー！　「何コイツキモい」　あ、時間は経ってもそのへんの評価は揺るがないんだ。</p>

<p>ってなるぐらい寒いのに、日中日が差してからは急に暑くなって今度はとてもじゃないけどコートなんか着てらんない、コートなんか着てたら体内に滞留した熱で僕が……僕自身が……溶け……。ハッ！　と目が覚めたら街の様子がさっぱり変わっててあれれ、こんなところにビルなんてあったっけ？　あれ、あの車宙を浮いて走ってるぞ？　どういうことだ、どういうことだ！　ちょっと失礼新聞を！　え、2044年！？　バカな、僕は2009年の道端で融解して液状になって春雨を入れられて……「何コイツカロリー低い」　あ、すすらないですすらないでOLの人。「これが私の朝ごはん！」目線おくらないでおくらないでOLの人。</p>

<p>ってなる日があって困るよね。</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_404.php</link>
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<pubDate>Tue, 27 Oct 2009 08:13:14 +0900</pubDate>
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<title>せーのっ、見たーい！</title>
<description><![CDATA[<p>掃除。</p>

<p>引越しがもう一ヶ月先に迫ってることからして今にも掃除、それも未曾有の大掃除に取り掛からなきゃいけないんだけどもこれどうしたらよくて、こんなのどうしたらよくってよ！　爺や！　爺やはどこなの！　この惨状をあたくしどう掃除したらよくって！</p>

<p>「まずはゴミを捨てられるところから始められたらよろしいかと、フロイライン」</p>

<p>つってまあホント爺やが全く手伝ってくんないので掃除を自分でしなければいけない。</p>

<p>ホント、何で誰も「ゴミはどんどん増えていく」ってことを教えてくれなかったの。俺の引越シミュでは引っ越した時の行動を逆算していけば効率的に引っ越せる予定だったのにそれがまる崩れ。家具とかは引っ越したときそのままのレイアウトの癖してプラス何このゴミ量、どうすればいいの。</p>

<p>またこういうこと書くと「いらないものからまず捨てなよ」って言われるんだけど、なんか物が多すぎて正直どれが必要でどれが不必要かわかんない。もともと優柔不断な俺の目にはもうこれ、ゴミの山ではなく完全に玉石混交、ちょっとしたインディーズシーンなわけで。</p>

<p>それでも明らかにゴミってものがあるはず、ってんで半ば無理やり「これはゴミ！　この得体の知れない紙袋は絶対ゴミ！」って断じて中開けたら思いっきり米。白米。ゴミに混じって米があるとかどういうトラップだよ、こんなの絶対無理だわ、ダイアナ妃でも撤去不可能だわこんなの。地雷地雷米地雷米、米米地雷なんてノリでバンバン撤去してたらいつかトラクターで轢かれる。</p>

<p>やーほんとさ、政治家とかさ「この日本を変えてみせます！」とか「クリーンな政治を！」とか謳ってるヤツに俺の部屋見せたい。じゃあまず法律とかじゃなくて子の部屋を日の丸ニッポン国だと思って掃除してみろと、それが出来て初めて政治家だろうと。</p>

<p>だってホント叛乱分子の数が半端無い、割合がおかしい、どう見てもここにあるモノの三割以上が叛乱分子だよ。男子・女子・分子だよ。「ちょっと分子～！　ちゃんと掃除しなさいよ～！」ってそら掃除しねーよそいつら叛乱分子だから。</p>

<p>てなわけでとりあえず今は現状を維持しつつトルネード待ちです。もうガーッと家ごと浚っちゃっていいからさ、後で引越し先にいるものだけ降らしてくれよ。ていうか作ろうよそういう機械。小型トルネード発生機、そしたらもっと平和になるよ、もっとゆとりある社会になるよ、吸引力とかいって馬鹿じゃないの。強引力だよ強引力。有無を言わさぬ強引力でゴミ浚って、ついでに町行く女子をパンチラさせてくれよー！　パンチラー！</p>

<p>パンチラが見たーい！</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_403.php</link>
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<pubDate>Sun, 25 Oct 2009 21:48:11 +0900</pubDate>
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<title>しかもラーメンとかばっかり頼む</title>
<description><![CDATA[<p>人の優しさ。</p>

<p>優しさ、って、あるね。いやー親切とか善意とか優しさとかそんなもん世界三大都市伝説もしくは林業の次に廃れてる産業か何かだと思ってたけどあるわ。人の優しさって確実に存在する。</p>

<p>先だって某所で「俺が財布を落としてこんなに気の毒なんだから、皆もっと優しくすべきだろ！　カード再発行に手数料かかるとかマジV.S.O.P（very superior お前、ペコちゃんの膨らんでる頬にはみっちり舌がとぐろ詰まって、それでもなお収納しきれないからちょっと口から出てるの知ってて言ってんのか？　の略）だよ！」とか言ってたんだけど、いやーホント、ちょっと見くびってたわ人類の優しさ。</p>

<p>俺の落とした財布を届けてくれた人がまずもって人類親切のアルファにしてオメガにして再放送であるのは間違いないんだけれども、それ以上に親切あったわ。</p>

<p>いやね、今日は再発行の手続きに行ってきたわけですよ郵便局。</p>

<p>もうアレだろな、財布落としてるドジ岡クズ彦の俺なんざ銀河開闢級の失笑くらうんだろうなとか思って行ったんだけれどもその時俺を担当してくれた人、男性、ボウズに近い短髪に朴訥な顔立ち、もしこの郵便局が潰れたとしても案山子として十二分にやっていける麦わらフェイスの局員。この人がすんげー親切。</p>

<p>「カードを失くしてしまって……」と言った辺りではまだ営業スマイル。あらそうですか、そりゃ大変ですね、ぐらいのテンションだったものが話が「いや実は財布を落としてしまって」に及んだときの「え……」これ！　この「え……」のタイミングと間が凄い。この郵便局ごと岩井俊二が監修してんじゃねえかってぐらいの間。万感の間！</p>

<p>もうそっからは親切のドミノ倒し。<br />
財布を失くされて不安もおありにある中で、こういったお手続きはお手間とは存じますけれどもこちらとしてもやはりそれを省略するわけには行きませんので、どうか、どうかどうかご理解くださった上で、その上で失礼を承知私の素直な気持ちを吐露いたしますと！　こちらに生年月日とおところお名前をご記入していただけたら！　絶頂千万でございまズム！　いやホントに終始おかわり無制限の気遣いバイキング。</p>

<p>頼めばそのまま二日ぐらいは泊めてくれそうなほど心配してくれるもんだから、俺もどうにかしてこの人を安心させてあげたいって気分になっちゃって最終的に「俺、ちゃんと頑張ります！」って思った。本気で思った。もっと頑張って、そして人生において胸を張れる結果を出せたら今度こそ笑顔で、また再発行しにここへ来てあの人に報告するんだ。そして二人で酒の席を囲み「俺やったよ、俺がんばりましたよ！」って、そして今度こそあの人を安心させてあげたい……笑顔にさせてあげたい、本気でそう思うんだ。</p>

<p>まあそん時また財布は落としてるんで、おごってもらうけど。</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_402.php</link>
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<pubDate>Sat, 24 Oct 2009 23:36:06 +0900</pubDate>
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<title>嬉しくても全裸で取りにいったら逮捕だぞ？</title>
<description><![CDATA[<p>さ、</p>

<p>さっさ、さ</p>

<p>財布見つかったー！</p>

<p>六つ裂きにした後よくおダシを沁み込ませてさらに八つ裂きにされたハートを引きずり止めたカード類を再発行をしにいこうと玄関に行くとハガキポトリ。見ると「うちさ、かわいい財布飼ってるんだ……だから、今夜は俺んち、に、その……来ない」って警察署からお誘い来ててヤベーなんて口下手な国家権力かしらアタシそういうのに胸デュン！　胸デュンなの！　そしてまんまと出頭。</p>

<p>受付の「どうしました？　レイプ魔ですか？」みたいな視線をくぐって「あの、財布を失くして……」つってもらったハガキを見せた途端に顔が気の毒シフトし「あ、これですね」と持ってきたのは、俺の財布！　この不幸スパイラルの只中にあっては喜ばせておいて実は俺の財布じゃなくよく似たカブトムシの幼虫でしたオチもあるな、とか思ってたけど俺の財布！　まごうことなき財布！　俺の！</p>

<p>いやー晒しちゃったよ今生ベストのほっこり顔！　もう超ほっこり、出産に立ち会って「元気な男の子ですよ！」って言われたときにするレベルの嬉し顔、いや、超えてた、そんなの完全超えてた。だって俺ここで赤ちゃん出されて「元気な男の子ですよ！」って言われたらむしろガッカリするもん。財布じゃねーのかよって思うし。でも名前は付けるけど。</p>

<p>しかし最早財布が戻ってきたっていう事実と、財布を拾ってくれたイケモンがいるっていう世界の真実に感動して涙3way。とにかくお礼を言いたい、目の前のポリスあなた！　あなた方にせめてお礼を！　ありがとう、ありがとうございます！<br />
「まあ落ち着いて。一応、中身確認してくださいね。カード類大丈夫ですか？」<br />
はい大丈夫です！　クレジットもキャッシュカードも無事です！<br />
「ほか免許証とかも大丈夫ですか？」<br />
はい！　免許証もビックポイントカードもちゃんとあります！　ありがとうございます！　こんな奇跡初めてです！<br />
「現金も残ってましてね」<br />
え！？　まさかそんなバカな！　奇跡の大盤振る舞いじゃないですか！　ミラクりたおしすぎでしょ神様！　まさか入れてた九千円がそのまま……！？<br />
「えーと現金は七千円五十円入ってましたね、間違いないですか？」<br />
はい！　まちが、え？　七千円？　落とす直前に買い物してたから残額の記憶違いは絶対無いと……。<br />
｢大丈夫ですか？」<br />
あ、はい！　大丈夫です！　きっと時間がたったから二千円引きなんですね！　あります！　よくありますそういうこと！<br />
「で、拾われたのは武蔵小金井の辺りですね。落としたのはこの辺ですか？」<br />
はい！　二駅離れてます！　……あ、なるほど！　つまり俺が落としたところから、カラスか何かが俺の財布を食べて武蔵小金井の辺りに糞をし、その糞の中に残っていた俺の財布の種が芽吹いたんですね！　二千円はその時養分に使われたから減ってるんですね！　合点がいきます！　合点がいきました！　本当にありがとうございました！<br />
「今度から気をつけましょうね。今回は凄く運がよかったですよ」<br />
「はい！　やっぱり水と土がいいからですね！」<br />
「え？」<br />
「ん？」<br />
</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_401.php</link>
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<pubDate>Fri, 23 Oct 2009 21:38:05 +0900</pubDate>
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<item>
<title>ラジオ</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.voiceblog.jp/matsubara/">http://www.voiceblog.jp/matsubara/</a></p>

<p>↑こちらで毎世紀恒例の「わったわた！　いわたラジオ」が更新されました。<br />
今回もわたかっこいい岩田さんのわたわたしてる様子がブロードキャストされてるぞ！　要チェックして一流のワタリストになって、前門の狼後門の虎勝手口の部長みたいな状況になってわたわたした挙句部長に会釈を優先しちゃって、狼と虎にそれぞれ動脈と静脈を噛み千切られよう！</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_400.php</link>
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<pubDate>Fri, 23 Oct 2009 01:27:59 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>おめでとうへありがとう</title>
<description><![CDATA[<p>はい誕生日。</p>

<p>やっとこ引越しが決まって一息ついたところで携帯が「ここは俺に任せてお前らは早くダブルホワイトプランにぐわー！」とかいって電源入らなくなったのでショップに修理依頼した翌日、コミック担当がいないのにコミックの補充新刊、さらにライトノベルの新刊プラス地図・ガイドの新刊補充が合計で二十箱ほど入荷。</p>

<p>「よーしやるぞー！」とかいって荷物を運んでたら今度は腰が「ここは俺に任せない方がいいぜぐわー！　ほらーだから任せない方がって言ったじゃーん、言ったからねー俺ー」とかいって爆ぜる。</p>

<p>爆ぜた腰の欠片を拾って、足りない部分がレゴで補いつつ翌日（六連勤→九連勤の中休み）身体をシュリン風に曲げながら整形外科に行き何とかエビから人類に昇格させてもらう。走ったり飛び跳ねたりするとまだ耳からハトが出るぐらい激痛が走るも、二足歩行は出来るのでバイトに復帰。</p>

<p>なんとか痛みも退いてきて、走ったり飛んだりすれば耳からスイレンが出るぐらいには回復した矢先にソフトバンクショップから「工場でお前の携帯ルアーにして釣りしてたら主が釣れた代わりに全損しましたぁん！　あと主はタニシでしたぁん！」との連絡。</p>

<p>じゃあバイト終わりにショップに寄って機種変するかと思った当日に夜番の子が「家が衛星から確認できるぐらい全焼したのでバイト遅れます！」と言い出したので俺が埋め合わせ残業、さらに帰ろうとすると「労災用紙届いたから記入してってよ」と部長に言われショップに行けず。</p>

<p>翌日早朝、病院に行って労災の用紙を提出すると「あーこれ七号様式ですね。七号はかっこ悪いんで五号様式でお願いします」と突っ返される。この辺りから部屋の蛍光灯がチカチカし始め、あーこりゃダメかなそろそろ限界かなと思っていると案の定ふっと寿命到来。仕方ないので夜の十時過ぎに蛍光灯を買いに出かけ、その帰りに財布を紛失。</p>

<p>カード会社と銀行と郵便局に連絡を入れ、警察に届出を出して本日。免許証の再発行をしにいこうと駅まで行ったところで書店から連絡が入り「ライトノベルの新刊がほっとくとゴーレムになるぐらい来てるんだけど」と言われ、踵・トゥ・トロワ。書店で二時間ほどタダ働きをした現在十月二十一日、二十六歳の誕生日ー！　イエーイ！　おいおい盛り上がっていこうぜー！　え？　お金？　いいって馬鹿何いってんの誕生日だぜ！？　神の奢りだよ神の！　なーおい！</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_399.php</link>
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<category></category>
<pubDate>Wed, 21 Oct 2009 19:53:53 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>探さないでください。財布は探してください。</title>
<description><![CDATA[<p>やったー！</p>

<p>財布どっかいったー！</p>

<p>いやあ無理ホント無理もう無理。財布が無い、って確定したときはもうパーン！　ってなったわ。ここんところの腰壊しーの、携帯全損しーのでもう相当限界に来てた心の生命線、いやそれでも「佐々木希ちゃんも毎日俺のことを考えながら芸能界でがんばってるんだからへこたれちゃダメだ！」でなんとか持ちこたえてた心のシャンパンタワーがパーン！　ってなった。銀座ナンバーワンホステスが豪快にルチャかましてくれやがった。</p>

<p>よし、顛末を書くことで冷静になろう。</p>

<p>事の始まりは昨日の日記でも書いた蛍光灯チカチカ事件。あの日記を書いた数時間後に蛍光灯がふっと消えた。もうホント何の前触れもなくふっと。「ヤバッ！　先生来た！」ってとき速攻で電気消してくれる気の利くヤツみたいな消え方をしたもんだから、あーこりゃさすがに云々いってらんねーなってことでジャケットを羽織り財布を持って近くのスーパーへ。</p>

<p>スーパーで蛍光灯とタイムサービスで半額になってた助六寿司を買った。そう、買ったってことはこの時点でまだ財布はあったということ。順を追って思い出していく、商品を出す、金を払う、商品と袋をもらう、カウンターで袋に商品を詰める、ふと前を見ると松井が打席に入る、敬遠しろのサインを無視して渾身の財布カーブを投げる、松井が大きなアーチを描く、ファンに野次られながら蛍光灯の入った袋を持ってスーパーを出る。</p>

<p>うん、失くすようなアクションを起こした記憶が無い。</p>

<p>家に帰ってからはもちろん蛍光灯が真っ暗だったもんで、どこに財布を置いたかまでは覚えてない。おそらくジャケットに入ったまんまジャケットを脱いだのだと思う。</p>

<p>しかしジャケットのポケットにはライターしか入ってなかった。</p>

<p>これはどう考えればいいのだろう。財布がライターになったのか。「私です！　先日助けてもらった財布です！」つってライターになって恩返ししに来たんだろうか、いやだったら財布のままの方が何倍もライター買えるんですぐ戻っていただいて結構なんですけども。</p>

<p>いやまて逆だ、逆に考えよう。</p>

<p>ライターで会計をしていた、とは考えられないか？</p>

<p>「お会計で1078円になります」<br />
「じゃあこれで」シュボッ<br />
「熱っ！　熱いっ！　ちょっと！　熱いっ！　こんなに熱いからお釣りは22円になります！」<br />
「どうも」</p>

<p>こういうことか！　こういうことなら合点はいく。つまりライターで炙れば大体のものが買える着火マネーの時代が到来していたということか。そうか、だったら問題ない、ライターあるんだからとりあえず生活は出来るってことだいやー安心した。何でも冷静に考えて対処することが大事だね。ほんと一時はマジでこのまま身投げでもしてやろうかと思ったよ、いやーギリギリだった、危なかったわーあと一個なんかあったらマジでアウト、え、佐々木希ちゃんは俺のこと何とも思って（パーン）</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_398.php</link>
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<category></category>
<pubDate>Tue, 20 Oct 2009 18:00:56 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>夜王</title>
<description><![CDATA[<p>部屋の蛍光灯が寿命。</p>

<p>いやーホントこれ以上何書いても蛇足になるぐらい最初の一行で俺に起こってる出来事の正鵠射たわー。射た上にロープの反動を利用してのラリアットで昏倒したところを引っ掴んでからのチキンウィングフェイスロックだわー。</p>

<p>ホント要する必然もないくらいに一行目の通り。もう部屋の蛍光灯が点けてから二時間を過ぎてからチカチカしだして、消えるには至らないまでもいつふっと消えてもおかしくない状態。</p>

<p>んで、まあ、これがさ、女性の四人に一人が尿漏れでさらにその中で五人に一人がムエタイのキックボクサーで、さらにその中で五千人に一人だけがかかる難病に冒された我が最愛の妻ならさ。手術に立ち会い手を握りながら<br />
「がんばれ！　大丈夫！　大丈夫がんばれ！　はいメス！」<br />
「旦那さん、できれば奥さんの手を握ってやってください」<br />
「そのこてっちゃんみたいなところ切除した方がよくない？」<br />
「旦那さん」<br />
みたいなこともできるんだけど所詮蛍光灯。そりゃ交換すれば蘇るよ、そうそれはわかっている、わかってる上で、ええと、なんていうか、俺、あと一ヶ月ぐらいでここ引っ越すんだよね。</p>

<p>あと一ヶ月、たった一ヶ月のために蛍光灯を交換するのはなんか凄く勿体無いというか、いやでもその一ヶ月すらもちそうに無いぐらい限界に来てはいるんだけども！　でも、でもさ！</p>

<p>癪じゃん！</p>

<p>蛍光灯交換してから引っ越して、ふと不動産屋みたらこの物件が「蛍光灯新品！」とか書かれてたら癪じゃん！　そんで入居した人が「うわー！　広いし安いし駅からも近いし蛍光灯も全然明るい！　ありがとう魔法使いのおばあさん！」「ホッホッホ、お安い御用じゃよシンデレラ」ってなったらすんげー癪じゃん！　最後の蛍光灯に関してはババアてめぇの魔法でもなんでもなく俺の努力だからな！　それだけは十二時過ぎても明るいまんまだからな！　って言いたくても言えないんだぜ！？</p>

<p>だからもう何とかこの蛍光灯で引っ越すまでを乗り越えたいんだけども、そうなると間違いなく残り三週間ぐらいのところで闇の住人になって、ご近所からも「あ、ゴブリンだったんですね」みたいな目で見られることになるのは明白で、ああああああ、もうわかったじゃあ蛍光灯換える！　換えるけど、蛍光灯に俺の写真張って「私が換えました」ってメッセージと連絡先と源氏名添えたメモ張っておくわ！　国分寺ナンバーワン蛍光灯ホストの座は、俺のモノだからな……！</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_397.php</link>
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<pubDate>Mon, 19 Oct 2009 20:31:18 +0900</pubDate>
</item>
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<title>十二割実話</title>
<description><![CDATA[<p>ロリコンって何？　っていうこと。</p>

<p>いや今日も無難に書店員業をこなしてたらさ、レジの横に置いてあるイラストが書かれたポストカードとかしおりをじっと見てる女の子がいたわけだよ。で、ああ、こりゃ欲しいんだな、ポストカード欲しがり勢力の一員だなと思ったから「よければ、どうぞ」って言ったらその子がはにかんだような顔で「ありがとう……！」って言ったの。</p>

<p>その表情がすんげー可愛くてめちゃくちゃ可愛くてさ。</p>

<p>もうなんか版元から送られてきた「おめーこんなのライトノベル好きな皇帝が我が書店を訪問なさったとき、座布団代わりに差し出す以外使い道ねーぞ」ってぐらい不自然にでかいポップとかをわざわざ引き出しから出して「こういうのもあるよ」とか言ってそしたらまた「わー！」って、いやホント「わー！」っつったんだよ！　あの子に比べたらお前ら全然わ行使いこなせてないからな！</p>

<p>最終的にポストカードとしおりをいくつかあげて、そんで頭まで撫でたりとかしててうわー子供かわいいな超かわいいパイズリしてあげたいとか思ってた俺を参観する母親の顔な。</p>

<p>もうクリーチャーペアレンツ顔を第二形態まで露出させながら「あの、うちの子が何か……？」ってね。完全にロリコン観察用の眼差し。</p>

<p>急いで理由を説明したんだけどそれでも眼差しはあの日のままで、えー！？　って。いやさ、俺これロリコン？　ロリコンなの？　いやロリコンってさ、もっとこう女の子を尾けまわしに尾けまわした挙句その子がトイレに入ったのと同時に自分も男子トイレに入って「今俺とあの子は……同じタイミングで性器を露出して……！」なんて文学的セックスに興じる連中のことでしょ？　え、これロリコン？　しおりあげただけでロリコン？</p>

<p>いや確かにその女の子に対しある種の好意が沸いてさらに追い炊きしてたのは認める、認めるけども、それは性的興奮では決して無い！　断じて無い！　大体その子結構ブサイクだったからね。いやーもうお母さん間違いなくあなたの子ですよその馬面。見事な馬面シェアリングに、髪型も関が原で負けた方みたいな感じだったしもしあの子が白米の上で卍開脚して誘ってきたとしても俺は納豆をかける手を止めはしないからね！</p>

<p>だから俺は決してロリコン的風情でもってあの子に接してたわけじゃないんだ、ただ単純に、皆が春の桜に対しそうであるように、秋の紅葉に対しそうであるように、愛でていただけなんだよ！　だからロリコンじゃないんだよ！　愛でコンなんだよ！　それなのになんかもう光速の壁ぶち破る勢いで女の子連れて帰るとか無いだろ！　いやもうだったら光速の壁ぶち破れよ！　そんで時空が歪んで時が巻戻って、そしたらもう今度こそ俺あの子のケツにしおり挟んでカードリーダごっこするからな！　愛でコン舐めてんじゃねえぞ！</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_396.php</link>
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<pubDate>Sun, 18 Oct 2009 18:50:08 +0900</pubDate>
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<title>正解すると先生はいつもエルボーをくれる</title>
<description><![CDATA[<p>田舎。</p>

<p>今更ネットがやっとこさ開通して村に一台しか無いパソコンでもインターネットが出来るようになり役所は毎晩ヤフオクで高値がいつ更新されるかを見に来る村人で盛り上がった。しかしあるとき村の子供が謝ってエロサイトにアクセスしてしまう！　ポルノといえば裏山のエロ女体松ぐらいだった村に未曾有のポルノ革命が巻き起こる！　誰にもポルノ彼にもポルノと次々老若男女が詰め掛け、役所はパンク寸前！　このままではポルノで、yourfillehostで、村が壊滅してしまう！</p>

<p>そこである利口な若者が一考を案じる。私に任せてください、私に任せてくれれば村をポルノの魔の手から解放してみせましょう。村人は藁をも掴む思いで若者にポルノ対策を任せた。</p>

<p>一晩が明け、皆がいつものように通勤ポルノラッシュに詰め掛けディスプレイを見つめたとき、異変に気づく。ポルノの局部がハチミツでべっとり濡れているではないか！　てらてら光沢を放ち、いつもよりプレミアムなポルノに村人たちの原発はもう誘致寸前！　これでは話が違うではないかと村長が若者を暗黒天竜破を放とうとしたその時！　若者が役所の窓を全開にした！</p>

<p>突風とともに無数のカブトムシが役所の中へ飛び込み、さらにカブトムシたちはハチミツを求めディスプレイに殺到、見事局部だけをカブトムシにすることに成功した若者！　村長は大喜び、これで村は安泰だ、これで村は救われた！</p>

<p>だがしかし事態は解決してなかった。その夜、役所に忍び込んでハチミツを全部舐めとってしまった者がいたのだ！　若者はまたハチミツを塗った、その次の夜にはハチミツはまた舐めとられてしまった。現場に残されたトランクスとマウスピースから、犯人は減量中のボクサーだと判明した！　そしてまた若者はハチミツを塗る、だがまたすぐ舐めとられ、しかしまた塗る塗る塗る！　舐める舐める舐める！</p>

<p>ついに若者は降参し、ハチミツを塗るのをやめてしまったが、その頃にはもうボクサーはハチミツの大量摂取で減量に失敗し、せっかくのタイトルマッチを逃してしまいましたとさ。</p>

<p>「さ、このお話からどういう教訓が得られるかなー？　はい、ミツルくん！」<br />
「僕は、このお話で、夜にカロリーを摂取するから太るので、糖分の必要な朝舐めましょう、ということがわかりました」<br />
「はい正解ーい！」</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_395.php</link>
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<pubDate>Sat, 17 Oct 2009 21:27:07 +0900</pubDate>
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<item>
<title>ゆかしたん</title>
<description><![CDATA[<p>そこは古い一軒家。<br />
築三十年をゆうに超えもちろん耐震構造なんて何それ、食べれるの？然といったおんぼろ屋敷。そのせいもあってか家賃は安く、大した審査も無く即入居が可能だというので、金の無い俺は逡巡するかどうかすらの逡巡もせず契約を済ませた。</p>

<p>入ってすぐのところに十畳ほどのリビングがあり、床は畳張りのまさに古きよき一家団欒タイプのリビングだ。夏場だというのにその部屋だけヒンヤリと涼しかったのが気に入り、そこに生活スペースを設けることにした。</p>

<p>その夜。</p>

<p>気づいたのは夜半を過ぎた辺り。最初に聞こえたそれは、寝ぼけ眼に思索するのも面倒なほどに微かな音だった。どういう音か断ずるのも困難なほど微かであったが、強いて言うならカリカリと、床の内側を節足動物がせわしなく歩いているような音。あるいは、爪で、小刻みに引っかくような音。</p>

<p>古い家だから、畳の下でネズミでも走っているんだろう。そう思ってまた眼を閉じた。それから五分も経っただろうか。音は、最早耳を床につけていなくとも聞こえるほどに増大した。若干の気味悪さに襲われた俺はまず部屋の電気をつける。音は鳴り続けている。</p>

<p>ためしに音の鳴る辺りをゲンコツでこづいてみると、音は、怯んだように止んだ。しばらくそのまま床に張られた静寂の膜を眺めていたが、破られることは無いようであったので電気を消して再び床についた。</p>

<p>しばらくして、またあの音が鳴り始めた。今度は寝転がったままゲンコツを床に見舞う。また音は止む。そして間々あって、また音は戻ってくる。それも先ほどより大きく、はっきりとした響きを持って。俺はなんだか性悪な猫にでも馬鹿されているような気がして、今度は乱暴に足の裏でどすんと大きく床を蹴った。音はまた止んだ。</p>

<p>次またこの音が鳴り始めたら、そのときは畳をむしりとって音の根源を、鬼だろうが蛇だろうがその首根っこ引っつかんで就寝の作法を叩き込んでやろうと思っていたが、引っかくような音はそれきり鳴らなかった。引っかくような音は、それきり鳴らなかった。</p>

<p>俺は思わず床から反射的に顔を上げた。不意に、至近距離から耳打ちされたようなむず痒さが鼓膜を右から左へ貫いた。床をじっと見つめるが、特に変わった様子も無く、あの音も聞こえない。しかし胸の裏側を無数のムカデが縦横に走り回るような胸騒ぎが、恐怖が俺を掴んで離さなかった。</p>

<p>電気を再び点け。ゆっくりと耳を床に向ける。</p>

<p>「……さん……ん……」</p>

<p>風の通り抜けるような音だった。敷布団を払いのけ、畳へ直に耳を近づける。</p>

<p>「お……ん……て……して……」</p>

<p>べったりと耳を畳につけて、音の正体を確かめる。</p>

<p>「お……あさん……だ……て……だして……。おかあさん……だして。ここから、だして。おかあさん、だして。だしてだしてだして。おかあさんおかあさんおかあさんおかあさんおかあさん」</p>

<p>受身を取るように両手で畳を叩き顔を跳ね上げる。確かに聞こえた。気のせいなどではない、確かな言葉だ。なぜ畳の下から。あの引っかく音の主は。少女のような声だった。頭を様々な思案がグルグル巡る。カリカリと、あの音も再びともなって声は部屋に霧のように充満していった。</p>

<p>「おかあさん」<br />
「だして」</p>

<p>なんてありきたりな展開だ。曰くつきの物件、そうだここは確かにその条件を充分に満たして……。「だしてだしてだして」考えるよりも先に体が動いた。「ここからだしてねえいるんでしょそこにだしてだして」ここにいてはいけない。「おねがいだしてだして」このままではいけない。焦燥する頭を振り回して服を着替え「おねがいだしてだして」上着を羽織り「だしてだしてだして」部屋を出ようとガラス戸を開け「だしてっつってんでしょアンタ何ちょっと余裕でハブってくれてんのよ！」ガラス戸を開ける手が止まる。</p>

<p>「……え？」</p>

<p>問いかけに対する返答は無い。俺はまたゆっくりとガラス戸を開け</p>

<p>「はいダメー！　はいブー！　バレてまーす！　ゆっくりバレないように戸を開けようとしてるのバレてまーす！　だからちょっとさ、なんでだしてっつってんのよ逃げようとしてんの。社交性虚数なのアンタ？」<br />
「あの……」<br />
「あの、じゃねーわよマジで」<br />
「えっと……誰？」<br />
「ハッ。アンタね。畳の下にいる女の子の向かって『誰？』って何？　どういうこと？　アンタ好きな子がトイレ入ったの見計らって扉の前で『好きです！』とか言っちゃう人？　出てから言えって感じじゃない？」<br />
「だって、あの、あなた、霊……」<br />
「あー霊。ハイハイ、霊霊。出たわー霊差別。無いわー」<br />
「すいませ……」<br />
「謝んなくていいから、とにかくちょっとアンタここ座んなさいよ。いつまで非常口マークのコスプレしてんの」<br />
「あ……うん」<br />
「えー。だからね。出してほしいって、言ってんの」<br />
「いやそれはわかりますけど」<br />
「けど、何。けどって何よ」<br />
「それはちょっとムズカシいっていうか」<br />
「難しい？　何が？　何が難しい？　別にアタシは明日のオリックス戦スタメンで出してっつってんじゃないのよ？　ただこの畳の下から出して、って言ってんのよ！？　前者なら原監督以外すいません系だけどさ、後者の何が難しいの！？」<br />
「いや、そういう物理的な問題じゃなくて」<br />
「じゃ何、シャイなの。一つ畳の下にいる子と一つ屋根の下で暮らすのがそんなに恥ずかしいの？　何、心が仮性包茎なの？」<br />
「いや、なんていうか、死んでるよね。君、たぶん」<br />
「生きてたらこえーだろ！」<br />
「死んでるからこえーんだけど」<br />
「キャー！　男子がアタシのこと怖いってゆいますー！　傷ついたー！」<br />
「え、だって、どういう状態で出てくるかわかんないから」<br />
「まーそりゃあね。United Allows床下店とかあればちょっと気使ってやれるだろうけどねー」<br />
「あの、死体とかそういう子は、ちょっと……」<br />
「ネクロ差別出たわー死体っていっても元人間なんだからそんな大した違いないわよ」<br />
「え、でも、なんだろ、腐ってたり……？」<br />
「ほんと、初対面の女子に言う台詞じゃないわよね」<br />
「腐乱系女子はちょっと」<br />
「何よ、ちょっとばかし皮がめくれてたりするぐらいなんだってのよ！」<br />
「やっぱめくれてるんじゃん」<br />
「いやわかんないわかんない、皮じゃないかもコレ」<br />
「じゃ何なの」<br />
「湯葉かも」<br />
「なんで湯葉と一緒に畳の下に閉じ込められてんだよ。もういいよ、すぐ引っ越すから」<br />
「あーまってまってまって！　結構ちょっと大変なのよこうやって話せる人間と会うのも！」<br />
「だって皮めくれてる女の子とか怖いよ。グロいし」<br />
「あーわかったわかった、じゃあ、えー、化粧品買ってきて」<br />
「絶対ごまかせないと思うよ」<br />
「ファンデとチークと、あとアラビックヤマトとハサミと」<br />
「後半工作道具になってるしね」<br />
「あ、さてはお金無いのね？　道理でねハハーンこんな安物件ハハーン借りるってことはハハーン！」<br />
「合点行く頻度が高すぎるよ」<br />
「じゃーわかったわかった、えーとね、前株の『床下』で領収書」<br />
「絶対経費で下りないから」<br />
「あーもうアレもダメこれもダメ……あ、はいはい、なるほどそういうことか、はいはい<br />
えー……お兄ちゃん！　お願い、私をここから出して！」<br />
「……」<br />
「お願い！　お兄ちゃん！　出してくれたら、お兄ちゃんに私の初めての成仏……あげちゃう！」<br />
「脳のどこをいじくっても、畳を妹に見せるのは不可能だと思うよ」<br />
「畳じゃねーよ！　本体は下！」<br />
「いやそうだけど、こうしてみると畳が喋ってるようにしか見えないから」<br />
「だからだしてって言ってんのよ！　ほら、アンタも床としゃべってる事実を目撃され、ご近所さまから冷ややかな視線をお中元代わりに頂いて、気のドック入りしたくないでしょ？」<br />
「あんた出したところで、他の人には見えないでしょ。だいたい俺が出しても成仏とか出来ないんじゃないの」<br />
「なんでさ」<br />
「おかあさんだして、って言ってたじゃん」<br />
「あー……」<br />
「おかあさんに出してもらわないとダメなんじゃないの？」<br />
「いや、ちょっと、ごめん、それちょっと恥ずいからあんま言わんといて」<br />
「え、何、方言出ちゃうぐらい動揺することなの」<br />
「いやーだってアンタもあるでしょ？　勢いあまって先生をおかあさん！　って呼んじゃうこと」<br />
「え、その類のハプニングなのあれ！？」<br />
「いやーこっちも聞こえると思って言ってないからさー。アンタ来る前なんか『軍曹殿！』つってたから」<br />
「そりゃ出してもらえないでしょ」<br />
「『軍曹殿！　不死鳥のハネで乳首をいじってる軍曹殿！』つってて」<br />
「誰向けの呼びかけなんだよ」<br />
「いやだからホントガチレアなんだって聞こえる人、もうそりゃ適当になるわ」<br />
「んーじゃあ、わかった。わかったよ。わかりましたよ」<br />
「え、え？　出してくれるの！？　ディズニーランドつれてってくれるの！？」<br />
「何をついでにレジャーしようとしてんだよ。いや、出すわけじゃないけど」<br />
「Booo!!」<br />
「不平の言い方がフランクすぎるわ。ま、ちょっと考えさせて」<br />
「うわーもうホントチャンス逃す人間の考え方だわー。アンタ今五億をドブに捨てたね」<br />
「床下霊にそんな経済効果ねーよ。でも悪い人じゃなさそうだし、俺の気が向いたら出すよ」<br />
「ええー」<br />
「だって畳はがすのだってタダじゃねーんだし、こっちだってそれなりの労力払うわけだしさ」<br />
「んだよケチ。ケチンボーイ。ケチンボーイ・ミーツ・銭ゲババア」<br />
「何その救いの無い邂逅。ま、アンタも俺逃したらいつまた声聞こえる人が現れるかわかんないわけだし、ちょっとしばらく考えさせてよ」<br />
「うわーさらりとエグい交換条件だこと、ま、いいわ。いいわよ。はいはい、飲みますよその条件」<br />
「じゃ、今日はもう寝るから、静かにしててね」<br />
「何時起き？」<br />
「八時かな。え、もしかして……モーニングコール的な」<br />
「アタシ明日休みー！　イエー！」<br />
「死ね」<br />
「もう無理ですぅ～！　イエー！」<br />
「寝る」<br />
「イエー！」</p>]]></description>
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<category></category>
<pubDate>Sat, 17 Oct 2009 00:57:45 +0900</pubDate>
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<title>私立アイリス四暗刻女学院</title>
<description><![CDATA[<p>「無い……無いわ……私の当たり牌……どうして？」<br />
「あら、霧ノ宮さん、生きたままのガゼルを貪るハイエナのようにカバンを漁って……どうかいたしまして？」<br />
「え、いや、ふふ、なんでもございませんのよ。少し探し物をしてまして……」<br />
「そう、ならよくってよ。あら、そういえば、本日の学年集会で薔薇ヶ峰様がご挨拶なさるようですわ」<br />
「えっ、薔薇ヶ峰様が……？」<br />
「素晴らしい方よね。学年トップの秀才で、スポーツも万能、まさに我が校の誉れですわ、はぁ、憧れてしまいますわ……」<br />
「そ、そうですわね……」<br />
（薔薇ヶ峰　綾香……いえ。粗忽山 ペロ美……まさか、また、アナタが……）</p>

<p>「それでは、生徒代表の挨拶を、薔薇ヶ峰　綾香さんよりしていただきます」<br />
「薔薇ヶ峰さんよ！」<br />
「素敵だわ……」<br />
「なんて気品溢れる……」<br />
「しっ、薔薇ヶ峰さんがご挨拶なされるわ！」</p>

<p>「……ただいまご紹介に預かりました。薔薇ヶ峰　綾香です。皆様、ごきげんよう」</p>

<p>ごきげんよーぅ</p>

<p>「あら、うふふ、少しお声が小さいのではなくて？」</p>

<p>ごきげんよーぅ！</p>

<p>「あら嫌ですわ、まだ実力の三割といったところではなくて？」</p>

<p>ごきげんよーぅ！！</p>

<p>「もう、わかってらっしゃるくせに……そんな声では、ウルトラマンティガは来てくれませんことよ？」</p>

<p>「薔薇ヶ峰様ったら……ごきげんようではティガはいらっしゃらないというのに」<br />
「なんてユーモアあふれるつかみでしょう！」<br />
「さすがは薔薇ヶ峰様だわ……」<br />
「ホンマや……」</p>

<p>「では……こほん。いきなりこんな話で申し訳ないのだけれど、私、先日ある人物に命を狙われましたの」</p>

<p>ざわ……</p>

<p>「その人物は前方より私にGunを突きつけて参りましたわ。そこは一人通るのが精一杯の狭い路地、前方よりはヒットマン、さらに後方には景色をバックに写真を撮る家族。私、進むも戻るも叶わぬまま、ただただ立ち尽くし、わが天命の儚さを呪いましたの……しかし撃鉄が私の人生の幕を引こうとした、そのとき」</p>

<p>ざわ……？</p>

<p>「私の胸に入ってたコレ……その時たまたまツモっていたイーピンが、私の命を救って下さいましたの！」</p>

<p>「なんということでっしゃろう！」<br />
「奇跡、まさに奇跡だわ！」<br />
「薔薇ヶ峰様の、日頃の行いの賜物ね！」</p>

<p>「そしてこのイーピンは私の当たり牌でもありましたわ……私はこの奇跡を、奇跡の和了を神に深く感謝いたしたましたの！」<br />
（違う……アレは！）</p>

<p>ガタタッ！</p>

<p>「あら、どうしましたの霧ノ宮さん？　そんな第一宇宙速度突破、みたいな立ち上がり方をして……」<br />
「薔薇ヶ峰様……そのイーピン、私のロン牌ですわ！」<br />
「え……？」<br />
「まさか……薔薇ヶ峰様が放銃するだなんて……」<br />
「ありえないわ！」<br />
「ホンマやで」<br />
「霧ノ宮さん……ですわね。このイーピンがアナタのロン牌、ですって？　うふ。まあそういうこともあるかもしれませんが、しかしこのイーピンはアナタのロン牌であると同時に、私の上がり牌……で、あれば、私の和了が優先されるのではなくて？」<br />
「ええ、そうね。上がり牌がカブっていたなら、そうですわ。しかしこの場合は違くてよ！　なぜなら私の上がり牌は、イーピンではなく、「白」なのだから！」<br />
「え……？」<br />
「ではイーピンでは上がれないのではなくて？」<br />
「あの子、キ印ではなくて？」<br />
「せやなぁ」<br />
「霧ノ宮さん……アナタご自分で何をおっしゃっているか、理解できていて？　あなたの上がり牌が「白」ならイーピンでは上がれなくてよ？　こんなこと、基本ですわ……」<br />
「ええ、そうね、その牌が本当にイーピンならね！」<br />
「何を言いたいのかしら」<br />
「イーピンだとおっしゃったその牌、もう一度皆の前に掲げてくださいまし」<br />
「……」<br />
「どうしましたの？　もう一度、先ほどなさったように掲げてくださいまし！　ましれよ！」<br />
「……これが、どうか、しまして？」<br />
「普通のイーピンではなくて」<br />
「どこから見ても普通の……あ！」<br />
「どうしました？」<br />
「真ん中の柄、アレは……もしかして」<br />
「弾痕？」<br />
「え、ということは……！」<br />
「そう！　あの牌は元々イーピンではなく「白」なのよ！　それを薔薇ヶ峰様は弾痕がついたのをいいことにイーピンと偽ったのですわ！　つまりあのツモ上がりは偽りのツモ上がり！」<br />
「な、なんですって……」<br />
「そしてその白は私のロン牌……薔薇ヶ峰、いえ、粗忽山さん！　もう言い逃れはできなくてよ！　私の3900点、今ここで支払ってもらいますわ！」<br />
「わ、私ちょっと気分が……」<br />
「逃げるの！　粗忽山さん！」<br />
「いえ、急に生理が五か月分来ただけよ……そして霧ノ宮さん、あまり調子に乗らないほうがいいわ……あなたとの東場は、まだ始まったばかりでしてよ！」<br />
（まだ諦めてないの……薔薇ヶ峰、ライバルながら天晴れ！）</p>

<p><br />
収拾がつかなくなる前に収拾する。</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_393.php</link>
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<category></category>
<pubDate>Fri, 16 Oct 2009 00:55:10 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>プロファイリングっ子</title>
<description><![CDATA[<p>「ってー！　遅刻遅刻ー！」<br />
「やだーもー！　学校が目と鼻の随分先ー！」<br />
「わわっ！　ハプニング！」</p>

<p>ドッシーン！</p>

<p>「いたたたたた……」<br />
「いたたたたたた……」<br />
「キャッ！」<br />
「えっ？」<br />
「ちょっとアンタ！　私のパンツ見たでしょ！」<br />
「え、み、見てないよそんな青と白のシマシマ……」<br />
「見たんじゃないこのバカ！　エッチドスケベヘンタイ幼卒の母親がロシア人父親が日本人で、今は父の仕事を手伝うという名目で日本に来ているがそれは真っ赤な嘘！　何故なら、あの日、そう、あの日父親の研究室から垣間見えたまるで人の精神を、あるいは宇宙の起源すらも冒涜した異形と、それに向かって満足気な笑みを浮かべる父親を見てしまってからというもの、何もかもが信用できなくなってしまい、あれは悪夢だったのか、それとも悪夢が真実になったのか、恐怖と好奇心がないまぜになった精神は今にも父親に事の真相を問いただしそうになってはいるけれどそんなことをしては自分の大事なものが、そう、家族が壊れてしまいそうな気がしてできなかったが、それは長くは持たなかった。ついに頭をもたげた好奇心が父親への詰問を許可してしまい、その口から恐るべき真相を聞いたあなたは父親を勢い余って殺害！　何食わぬ顔で生活しているが、その実今でも真相を知った刺客に怯えて暮らしてるくせにー！」<br />
「な、何を……」<br />
「いたぞ！　博士を殺害した犯人だ！」<br />
「くそっ！　小娘！　お前は人質だ、こっちへ来い！」<br />
「嫌よ離してっ！」<br />
「暴れるなっ、うわっ！」<br />
「キャッ！」</p>

<p>ドッシーン</p>

<p>「いたたたたた……おい、犯人逮捕の邪魔をするな！」<br />
「いたたたた……キャッ！　み、見たでしょ！？」<br />
「何をだ、本官は何もそんな青と白のシマシマ……」<br />
「やっぱり見たんじゃないエッチバカドスケベ旅行好きで生活に何不自由なくこのままゆっくりと死んでいくことに疑問も抱かない自分だったが、ある妙な事件に首を突っ込んでからというものの人生がジェットコースターのように目まぐるしく変わっていった。その事件は、件の生物学の権威が殺された事件で、まるで異形の生命体を作り出そうとしていた博士がその息子によって殺されたのだ。正義の名の下に殺害犯の青年を捕まえねばならないが、あの研究所で見た異形たちを生み出した博士、その狂気が正義とはまったく思えない、その悶々とした中でそれでも職務をまっとうするしか能の無いヘタレのくせにー！」<br />
「な、何を、本官は決して……！」<br />
「おい何をしている！　犯人が逃げ」</p>

<p>ドッシーン！</p>

<p>「キャッ！　パンツ見たでしょこのエッチバカドスケベヘンタイ音楽のジャンルでいうとサイコビリーが好きー！　特にメテオスー！」<br />
「お？　お嬢ちゃん話せるねえ」</p>]]></description>
<link>http://ctrp.rgr.jp/archives/2009/10/post_392.php</link>
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<category></category>
<pubDate>Wed, 14 Oct 2009 19:26:50 +0900</pubDate>
</item>


</channel>
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