■チェル野ブイ美1

「テニスの放射能」第一話

ウップス! あたしチェル野ブイ美! 今年の春から東京都立帝政ペプシヶ丘高等学校に通うことになった、ピッチピッチの十七、八歳よ! でも入学式の初日から教頭先生の静脈につまづいて校長先生の前頭葉を踏んづけちゃったりで大目玉! っはぁ……あたしってなんでこんなドジなんだろう……

「ブイ美!」
「きゃんッス!」
「どしたの? 浮かない顔して」
「うん……ちょっとね」
「らしくない! ペプ中の不沈艦の名が泣くぞ! あ、そうだ、ね? あたしと一緒に部活見学行かない? ブイ美はどこ見に行くの? 中学のときテニス部だったからやっぱりテニス部?」
「うん、だって私からテニスを抜いたらただのタンパク質だもん」
「そうこなくっちゃ! テニスコートは千葉よ!」

………。

「へぇ~ 広ぉい……」
「ここのテニス部は銀河屈指の猛者が集うオカルト教団だって有名なのよ」
「へぇ~ コートもお布施で?」
「うん、あと不明瞭な国家予算は全部この
「あら? 見学かしら?」
「は、はい!(綺麗な人……!)」
「東京都立帝政ペプ高のテニス部部長、超池 ゲノ夢よ
ゆっくり見学してってね、ちょうど今部内対抗リーグ戦をしてるところだから」
「え、幸運の極み! 見に行こうよブイ美!」

2006年04月15日 15:06