■風&邪

どうも、風邪です。

季節の変わり目は気温の差が激しいから風邪など引きやすい。そんなのは常識であって、季節の変わり目はそもそも風邪対策のために国民全体が立ち上がり国際うがい法によるガラガラペッが敢行されるため、風邪のウィルスも季節の変わり目は逆にバカンスなんかに出かけてんじゃないかと思われるのに僕はこういう時期に例外なく風邪をひく。

また大阪に来てからというものひく風邪の重いこと重いこと。いわゆる両親のお膝元にいる時代の「風邪」というものは学校を休むために切られる最後のジョーカーであり、前日から思わせぶりな咳を布石とし、翌日の朝一番に体温計をマッハで素股することで体温を捏造。これにて擬似風邪が完成するというものだったのだけれども、大学に入ってからはそれがナチュラルに起こっている。人の手を加えなければ作れなかった38度越えの体温がお手軽に体験できる。

齢二十二歳にしてやっと本物の風邪に出会ったと言えよう。現状、また例に漏れず39度越えのサウナひとり。薬で解熱して何とか文章を書いているけれど、一度薬が切れればアンビエントなリミックスのかかった世界が待っている。しかしこんなときだからこそ思いつくことがある。非常は天才の引き金なのだ。ベッドの傍らに備忘録を設置してみたところ、才能の片鱗が綴られていた。

人妻冷蔵庫(はるか)
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きまぐれヒットマンの欧風シチュー(×)

みんなも風邪には気をつけよう。

2006年05月24日 06:34