ロードオブザリング。
再放送に次ぐ再放送、以前もこれについて日記を書いた気もするほどのデジャヴをものともせずに突き進む。そう、僕もまた一人のホビットだからだ。でもホビットの遺伝子はチンポコにしか遺伝しませんでしたー! ってな文字が刻印された「一つの指輪」をめぐる大冒険活劇、それがロードオブザリングなのです。
指輪物語として有名であり登場人物もエルフ、ドワーフ、ホビット、オーク、まあファンタジーの王道中の王道を往く大金字塔。劇場版三部作も無事完結したのにも関わらず何度も何度も再放送するってことは、おそらく新作「平成狸合戦ナズグル」あたりが公開されるんだろうけど、そもそも三部作でも手に余るほどのボリュームを持つ作品。いかんせん違和感のあるショートカットが多々見受けられる。
原作がなぜ心を躍動させる生命力に満ちた作品であったか、それは一つ一つのエピソードをおろそかにしない、緻密に作りこまれた作品だからである。無駄なエピソードは一つもなく、脇役など一人もいない。それが指輪物語という作品なのだ。つまり、何かを切り捨てた時点でそれは指輪物語とは言いがたい。こんなことを言うと「映画の何たるかもわからん小僧が、知ったような口を聞くな!」などと怒られそうだ。確かに僕は映画のノウハウなど知らない、だけど原作だって半分も読んでないんだ!
なのでもっぱら数少ない女性キャラであるアルウェンの不自然に割れたクチビルを眺めながら、ああ、体育の時間にでも白刃取りに失敗したんだな、とか想像を広げるぐらいしか楽しみが無い。ケツビルを持つ奇跡の女、修行次第では唇からうんこも夢じゃない。さすがエルフ族の王女と言わざるを得ないが僕だって誇り高きホビット族、でもチンポコにしか遺伝しませんでしたー!
2006年06月24日 22:08