■元気はあるけど、行かない。

俺、自動車教習所のこと、どうしても友達としか見れない。

さて、衝撃の告白も済んだところで本題に入りたいと思う。とりあえず以前僕が「自動車教習所のことが少し気になる」ぐらいのことは日記で書いたかと記憶しているが、実のところそこから全く何も進展がない。いや、何も進展がないなんていうと語弊がある凄い語弊がある。キスはしたけどセックスがまだという状態で「いや、俺まだ彼女と何でもなくてさ」などと言っては銀河一揆がそいつの股間めがけてベン・ハーだろう。そういう意味ではキスはした。教習所とキスまではいった。

ただしキス止まりである。金額にして三十万の高に全く見合わない風俗だ、入所式に行ったっきり全く顔も出していない。というかあの色気も糞もない入所式がまずどうかと思う。もっとこう、初めてで緊張している僕らを教官たちがミッキーやミニーに扮して車で送迎、魔法のステッキを一振りすると車に生命が与えられガルウィングでばっさばっさと大空へ。僕らを見上げる街の人たち、僕らに手を振る異国の人たち、そうして教官がもう一度ステッキを振ると車が急に消えた! まっさかさまに落下していく僕ら! どうしよう! こんなところ来るんじゃなかったと思いきや大きなマシュマロがぽよよーん、助かったー! あれ? ここは、お釈迦様の仏乳じゃないか! よしみんな、ここで最初の教習だよ? このステッキで好きな車の絵を描くんだ! 乳房にステッキで車を描くと、あれ、あれれ? 本物の車が現れた! よおーし乳房のぶつぶつをパイロンに見立ててスラロームの練習だ~むにゃむにゃ…

「こらっ! 三村! 何寝ぼけてるんだ!」
「えっあれっ、ボイン観音は」
「お、さてはお前、エイチな夢見てたな?」
「わー!」
「あはははは! あはははは!」
「こらどこ行く! 入所式はこれからだぞ!」

とかそういうのやれよ! 出来るだろ! いや出来るけど!

2006年08月17日 20:02