「ねえ、もう、終わりにしましょ」
「……」
「わかってるわ、でももう限界よ」
「……おま」
「いいの、あたしは大丈夫。あなたも、きっと、ううん、絶対あたしがいない方がいいの」
「おま」
「やめて! 今さら……やめて。あたしの心を、揺らすのはやめて」
「おまん」
「やめてったら! いつも貴方はそう!」
「おまん」
「いや! 聞きたく、ない……もう、行くわ……」
「おち」
「え?」
「おちん」
「駄目よ、それ以上は言わないで」
「おまん」
「言わないで! もうあたし駄目なの!」
「おちんち」
「イヤ! イヤよ! もう決めたの! あたしにはあたしの人生があるって! あなたのことは好きよ、今もそう、好きよ、でもね!」
「おまん」
「聞きたくないそんな言葉! これ以上はもう、駄目なの!」
「おまーん」
「もう行くわ……ありがとう
さよならっ」
バタンッ!
「おまん」
2007年01月13日 16:25