掃除が苦手だ。
もっというと掃除をするタイミングが掴めない。
「いや、汚れてきたら掃除すればいいじゃん」そりゃそうだが、夢の島が本当に夢の島だと思ってる俺は「汚れてきたら」という基準がとんでもなく低い。
俺にとっては「あー、ちょっと汚れてきたカナ」ってなレベルでも他人から見ると「奈落」だったりするわけで、そういう客観的な意見を聞くたび「掃除しなきゃ!」って思うんだけど、一人でいるとまあそれはもうしない。
特によく使うパソコンのディスプレイとか水回りとかホントひどい。パソコンのディスプレイはもう埃とか水分とか付着しすぎてて何かちょっとした冬の星座が見れるぐらいゴミネタリウムになっている。小学生とか是非呼んだ方がいい。星座と掃除の大切さを学べるなんてうちぐらいだ。
シンクに至っては何か黒い。ここでルシフェル洗ったらサタンになるぐらい負に満ちた台所。まさに奈落の名にふさわしい。自分の怠惰が台所をここまで追い込んだことはわかっているんだけども、ここまで汚れられると逆に掃除する気持ちが失せてくる。だって、汚いんだもん。触りたくないぐらい。
つまり、汚れる→まだいいか→汚れる→まだいける→汚れすぎる→触りたくない、のゴミ屋敷サブミッションが毎回綺麗に極まってるわけだ。
よく汚れてる部屋の表現で「女の子呼べない部屋」ってのがあるけど女とかじゃなくて知的レベルの高い動物とかもう無理だと思う。訓練された犬とか絶対呼べない。このままじゃ私設アウシュビッツみたいなもんが出来上がるので掃除をしようと思う。でも触りたくない。
そこで革命的な案を思いついた。
今までは掃除を一度に全部しようとするから「めんどくせ」ってことになってたわけだ。つまり、毎日ちょっとずつ掃除をすればいい。毎日10ずつ汚れがたまっていくとしたら、15掃除すればいい。そしたら部屋の汚れ指数は5ずつ減っていき、一ヶ月経つ頃にはどんな犯罪者も入るだけでさかなくん並に無垢になる無菌室が出来上がるに違いない! これだ、この計画的な掃除で、僕と僕の部屋は生まれ変われるんだ、よし、頑張ろう!
明日から。
2007年11月29日 22:39