新しく始めた短期バイト
延々とお歳暮用の果物を詰めたり包装したりのお仕事、送られる先のマダムを喜ばせるという意味ではホストの遠縁に当たるこのバイトなんだけども、朝の九時から夕方の六時までで、たまに残業もあるよという話だったものが蓋を開けてみれば朝の九時から夕方の八時まで働かされるドナドナ労働。
残業があるのはいい。全然構わないんだけど「たまに」と言われてたものがまさか毎日とは思わねーじゃん、こちとら義務教育を受けてた身としてはさ。
さらには間一時間の休憩のみ挟んで後はもう動きっぱなし「あれ作っといて」「これ作っといて」でもうお歳暮用の箱を百箱単位で作成、積み上げたら月に届くんじゃねーかって、三角錐の形に積んだらファラオも満足して眠れるんじゃねーかってぐらいちょっとした直方体恐怖症、しかも作ったそばから梱包包装に回される立ち漕ぎ操業。
んでもってたまに来る追加の果物を載せたトラックからの荷降ろしがこれに輪をかけまくって地獄。
一箱10kgはあるリンゴを二箱持ちながら倉庫とトラックを上げ下げ上げ下げシャトルラン、それが終わったかと思えば一箱5kgあるみかん箱、7kgあるラフランス、オーケイ次はお待ちかね12kgあるメロン箱をワンモアセッ、と一時間に及ぶフルーツブートキャンプが終わったかと思えばものの十分でビリー隊長がトラックにまたかなりの拷問を積んでウェルカム。リンゴ、みかん、メロン、ラフランス、リンゴ、みかん、メロン、ラフランス
「これ今日中に全部梱包しないと帰れないから!」
そんなバナナ。
2007年12月08日 08:02