■投書

バイト仲間の話。

働かないし勉強もしてない人間を「ニート」というのはもう随分一般的な呼び方になってるけども、何と言うか、性根がニートな人間、つまり言われたらやるけど自分からは何もしない、回転寿司で自分の好きなネタが回ってくるのをひたすら待つような人間をメンタルニートと呼んで適切かどうかはわからないけど、俺はそう呼んでる。

それがバイト先に一人居る。

そいつがもうビックリするほど動かない。何も言われなければ「お前地軸?」ってぐらいずっと棒立ち、主人とはぐれた守護霊みたいにぬぼーっと、それこそうしろで誰かが相当重たい荷物を運んでいても全く、ぴくりとも動かないばかりかこちらが業を煮やして「ちょっと手伝って」というと「あ、ごめん、気づかなかった」服が擦れ合うぐらいの距離でやってることを気づかないって、お前の意識どんだけ圏外だ。

さすがに言えば手伝ってはくれるけども、別段仕事が良く出来るというわけでもないし、言われた仕事が終わるとまたフリーズしてちょこっ冬眠。とにかく見てない聞いてない動かないの三拍子そろったハートニートモータース、そのくせことあるごとに「休憩何時かな?」「休憩まだかな?」休憩するほど動いてないだろお前は、上からコンクリぶっかけて一里塚としてのセカンドライフを堪能させてやろうか「今日疲れたねー」お前以外がな!

こんなヤツが公務員志望だと言うんだから、世も末である。
(24歳 フリーター)

2007年12月12日 07:51