■「聴診器がまるで刃のようにー!」

「べ、別に、スポーツあるいは学芸の分野に功績を残すためにやったわけじゃないんだからね!」

はーいどーもー紫綬褒章デレキャラが随分と定着したところでご挨拶なんですけれどもー、いやーなんか最近流行ってるじゃないですかちょいと新型インフルエンザが。

もうどの雑誌見ても「マスト!」だの「気分!」だの書いてあるわけでね、そうなるとインタビューとかでもオダギリJ辺りが「いやーホント、罹ってみて良さがわかる。そういうウィルスですよね(インフルエンザウィルス:スタイリスト私物)」みたいなことになってると。

んでさ、新型インフルエンザに関してわからないことがあるんだけども、なんでウィルスって学習みたいなことをするの? いやね、ニュースで見ただけなので何とも言えないんだけどどうもこの新型は自分を偽装するらしいと。

発病してから十二時間以内に新型かどうかの検査を行っても、ウィルスが「え? あ、さんまちゃん? さんまちゃんじゃなーい!」とか言うもんだから医者も「やべーこの人明石屋さんまさんを呼び捨てだよ絶対新人じゃないよ!」ってなっちゃうらしいのよ。

んで十二時間後にさんまさんに問い合わせると「君誰や」って話になってようやくそこで新型だって判明するらしいんだけど、そういうのってさ、ウィルスはどこで学んでくるんだろうっていう話。

人間とか動物だと、厳しい環境にあってほぼ絶滅するみたいな被害にあっても生き残ったものたちがまた子孫を残すことでやがて免疫能力がつく、とかそういう進化の仕方があるけれど、ウィルスもそういうことをするんだろうか?

だとしたらこのまま続けていくとインフルエンザウィルスも偽装どころじゃ済まなくなっちゃうんじゃないか。段々全ての薬が効かなくなるのはもちろんだけど、なんかこう、ピッチャーに伝染した場合、無意識に身体を操って免疫の弱そうなバッター相手にはウィルス入りの唾液を塗りたくったボールを顔面に当てることで感染させる! とか、徐々にやり方が直接的になっていって、もうしまいには等身大のウィルスに直にグーパン食らうとかなるんじゃないか?

そうなると医者行くにも「すいません! ウィルスに追いかけられてるんです!」ってまさに病院に駆け込んだところを独自の予防接種でムッキムキになったドーピングドクターが得意の北派少林拳で「破ッ!」って「ぐわぁっ!」「やめておけ、お前では勝てん」「ほざけ、ぐっ!」ボキィッ!「お、折った!」「て、てめぇ……!」「これぐらいで許してやろう」「お、覚えてろよ!」「オイ、待て」「何だ!」「外科なら、二階だ」

オイオイ、医者丸儲けじゃん、

「だがヤツは我らインフル四天王の中でもスピードしか取り得の無い雑魚よ……」

誰お前。

2009年09月02日 21:25


ちょっと! 続きが気になるよ!!

投稿者 Anonymous : 2009年09月03日 12:59