「あ、藤崎さんだ。藤崎さーん、オーイ!」
「あら、ご本人登場とはサプライズね」
「誰がここで僕のモノマネしてたんですか。
あ、また漫画読んでるんですね」
「ええ、私、どうやらこの文化に心のアキレス腱を切られてしまったのだわ」
「ハマる、っていう事態をそういう風に表現する人初めてです
今度はどういうのを読んでるんですか?」
「恋愛漫画にアキレス腱を切られているわ」
「へぇ~僕はあんまり読まないなあ、何が面白いんです?」
「そうね、今おもしろいのは『ハチミツと多年草』かしらね」
「あ、『ハチミツとクローバー』ですね。有名だから僕も知ってますよ」
「あと話題になってるところでは『宅配業者』なども面白いわ」
「『君に届け』ですかー読んだことないなー」
「そうね、では、話題のジョルトカウンターをぶちかましてみるけども、ウィルソンくんはどういった漫画にアキレス腱を切られているの?」
「僕ですか? 僕は普通に少年誌とかに載ってる感じのばっかりですね」
「『超器用 輝』とかかしら」
「『ゴッドハンド 輝』は読んでないですね、医者もの苦手なんですよー」
「あら、では『アトムは無視』も苦手なのかしら」
「『ブラックジャックによろしく』も読んでないですね、なんか、手術シーンとか苦手なんですよね。スポーツとか、サスペンスとか好きかなー」
「では、『山岳』とかかしら」
「『岳』おもしろいですよね! 山に登りたくなりますよー!」
「では、やや古典ではあるけれど『蒸れるし透けるし実用性皆無』などを薦めておくわ」
「『ガラスの仮面』ですか、アレまだ終わってないんですよね? 読んでみようかなー」
「しかし私のイチオシは、『東京消滅』ね」
「え、『シュトヘル』ですか。あれおもしろいんですか?」
「『日本バリアー!』の頃からあの作者には四国を与えても良いと思っているの」
「そんな権力ないですよ。
『皇国の守護者』は確かに面白かったですけど、変な終わり方しちゃいましたよね」
「アレは作者の力量によるものではないらしいわ。
然るに『モスクワ蒸発』には期待しているの」
「『シュトヘル』読んでみますよ、まだ始まったばかりだし、すぐ追いつけそうですよね!」
「ええ、『ルクセンブルクあと一個』を読んでみるといいわ」
「ところで、今藤崎さんが読んでるのはソレ、何なんですか?」
「『チェーザレ』」
「やっぱり」
「何」
「いや」
「そう」
2009年09月14日 22:20
首都hellには感心しました。
ところで『鈴木先生』はどう思いますか藤崎さん。
投稿者 Anonymous : 2009年09月15日 07:38
「アトムは無視」で腹筋が崩壊した
投稿者 Anonymous : 2009年09月15日 10:50