「あーあ……明日は運動会か……僕足遅いし、やだなぁ。同じクラスで、僕がゾッコンほの字のミヨちゃんに格好悪いところ見せたくないなぁ……はぁ……やだなぁ……明日雨降らないかなあ……」
『話は聞かせてもらったッ!』
シュタッ!
「あ、き、君は! ゴールデンホークの健!」
「シンイチくん、一人で悩んでないで僕に相談しなよ! まったく、君ってヤツは……」
「健! ありがとう!」
『フン……ゴールデンホークの健、貴様ばかりに良い思いはさせんぞっ!』
シュバッ!
「あ、まさか! 黒薔薇のジョニス!」
「フ……ジョニス! 貴様がいてくれたら心強いぜ!」
「勘違いするな健、俺は貴様に手を貸すつもりはない。ただ、運動会とやらに興味があるだけだ」
「ハッ! お前らしいな! しかし俺たち二人がいれば百人力だぞシンイチくん!」
『二人で百人力!? 哂わせるぜッ!』
バッ! ババッ!
「鉄腕双子のテニスとペニス!」
『オモシロそうなことをやってるじゃないか、俺っちも混ぜろい!』
ニューンモッ
「液体金属のフトシ!?」
『運動会を中止に……か。いいデータが取れそうだ』
ブロロロロロロ……
「【ジ・オートマ】のドクター・マッドまで!?」
『シンイチ コレガ人間ノモツ 勇気トイウチカラカ』
チリンチリーン
「究極庄内地方破壊兵器・イモニカイザーじゃないか!」
『血の……匂いに……誘われて……』
ブーン、キキーッ 「お客さん千五百円になりますー」
「ブラッディ・マリー! 来てくれたんだね!?」
『う、頭が割れるように痛い……ここが、俺の失われた記憶に何か関係が……?』
「ミョウガ食い過ぎの斬九郎! 生きていたのか!」
『あ、どうも』
「大天使ミカエル!」
『この報酬は……高くつくぜ?』
「ヤッくん!」
『この惑星の運命が……決しようとしている』
「モッくん!」
『この中の誰かが……この戦いで死ぬ!』
「布川メンバー!
みんな……みんな僕のために……!」
「シンイチくん!」「シンイチ……」「シン坊!」「サンプルナンバー・2」「シン・イチ」「シンイチちゃん……」「シンイチ、というのか……?」「あ、どうも」「シンイチ」「シンくん」「シンイチ!」
「「「「「「「「明日、雨が降るといいな!」」」」」」」」
2009年09月23日 16:15
褒めてもなにもでないのは知ってるけど、あんさんやっぱり面白いな。
投稿者 グラタン : 2009年09月24日 03:01
サンプルナンバー・2って呼び方からして敵がまじってない?
投稿者 スシ喰いねェ : 2009年09月24日 19:16